大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第18号
令和3年8月17日16時32分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。18日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。
(本文)
日本海西部にある低気圧から東シナ海に前線がのびています。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
このため、山口県では、18日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となる見込みです。
山口県では、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(11日11時00分)から17日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 598.0ミリ
岩国市広瀬 506.0ミリ
周南市和田 498.5ミリ
周南市鹿野 496.0ミリ
山口市徳佐 426.5ミリ
<雨の予想>
17日から18日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 30ミリ
中部 30ミリ
東部 30ミリ
北部 30ミリ
17日18時から18日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 60ミリ
中部 100ミリ
東部 100ミリ
北部 60ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、河川の増水、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。