大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第2号
令和4年7月14日05時29分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では、14日昼前から15日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
低気圧が朝鮮半島付近にあって東へ進んでいます。低気圧は14日は日本海を東進し、16日にかけて日本海をゆっくり北上する見込みです。また、14日夜には前線が華北から九州を通り、東日本へのびる見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、山口県では14日昼前から15日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。雨雲が予想以上に発達した場合は、非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる可能性があります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の予想>
14日から15日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 40ミリ
中部 40ミリ
東部 40ミリ
北部 40ミリ
14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 80ミリ
中部 80ミリ
東部 80ミリ
北部 80ミリ
その後、15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 100から150ミリ
中部 100から150ミリ
東部 100から150ミリ
北部 100から150ミリ
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。