大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報　第６号
令和　４年　８月１７日１６時１６分　下関地方気象台発表

（見出し）
山口県では、１７日夜遅くから１８日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。

（本文）
　対馬海峡付近にある前線が１８日にかけて九州北部地方までゆっくり南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
　このため、山口県では、１７日夜遅くから１８日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。また、局地的に積乱雲が発達するため、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

＜雨の実況＞
　降り始め（１６日０時００分）から１７日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　長門市油谷　１２８．５ミリ
　　周南市鹿野　１０１．５ミリ
　　岩国市広瀬　　８３．０ミリ

＜雨の予想＞
１７日から１８日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　西部　５０ミリ
　中部　５０ミリ
　東部　４０ミリ
　北部　５０ミリ

１７日１８時から１８日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　西部　１５０ミリ
　中部　１５０ミリ
　東部　１２０ミリ
　北部　１５０ミリ

＜防災事項＞
　土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
　落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

　今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。