山口県気象情報

大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第8号
令和 5年 7月 8日16時28分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県では、土砂災害や洪水害の危険度が高まっている所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

(本文)
 梅雨前線が11日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定となっています。
 このため、山口県では、9日朝にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。その後も11日にかけて断続的に激しい雨が降る見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。今後の雨で土砂災害の危険度がさらに高まる見込みです。

<雨の実況>
 降り始め(7日6時)から8日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
   下関市豊田 110.0ミリ
 
<雨の予想>
8日から9日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 70ミリ
 中部 70ミリ
 東部 70ミリ
 北部 70ミリ

8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 180ミリ
 中部 200ミリ
 東部 180ミリ
 北部 180ミリ

その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 100から150ミリ
 中部 100から150ミリ
 東部 100から150ミリ
 北部 100から150ミリ

その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 50から100ミリ
 中部 50から100ミリ
 東部 50から100ミリ
 北部 50から100ミリ

<防災事項>
 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。

 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。