暴風と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第3号
令和 5年11月17日11時26分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県の沿岸の海域では17日夜遅くから18日昼前にかけて暴風に、瀬戸内側では18日朝から昼過ぎにかけて高波に警戒してください。また、東部及び中部の山地では18日明け方から昼前にかけて大雪に注意してください。
(本文)
前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進み、九州北部地方は18日にかけて気圧の傾きが大きくなる見込みです。また、九州北部地方の上空約5500メートル付近には氷点下24度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、山口県の沿岸の海域では、17日夜遅くから18日昼前にかけて西から北西の風が非常に強くなり、17日夜のはじめ頃から18日夜遅くにかけてしける所があるでしょう。
また、山口県では、18日昼前にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。
さらに、東部及び中部の山地では、18日明け方から昼前にかけて大雪となるおそれがあります。
<風の予想>
17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 18メートル(30メートル)
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 20メートル(30メートル)
<波の予想>
17日に予想される波の高さ
日本海側 4メートル
瀬戸内側 2メートル
18日に予想される波の高さ
日本海側 5メートル
瀬戸内側 3メートル
<雪の予想>
17日12時から18日12時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
東部及び中部の山地(標高200メートルを超える地域) 15センチ
<防災事項>
暴風や高波に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
降雪や路面凍結による交通障害、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、農作物や農業施設の管理に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
この情報は「暴風と高波及び落雷に関する山口県気象情報」を引き継ぐものです。