熱中症の対処方法

 今年の萩管内における熱中症(疑い含)の救急搬送件数は、33件(8月23日現在)です。まだまだ暑い日が続きますので熱中症には十分注意しましょう。

▼熱中症の分類と対処方法
 (1)めまい・立ちくらみ・こむら返り・手足のしびれ ⇒ 涼しい場所へ移動・安静・水分、塩分補給 ⇒ 症状が改善すれば受診の必要なし

 (2)頭痛・吐き気・体のだるさ・集中力や判断力の低下 ⇒ 涼しい場所へ移動・体を冷やす・安静・十分な水分と塩分の補給 ⇒ 口から飲めない場合や、症状の改善が見られない場合は、受診が必要

 (3)意識障害(受け答えや会話がおかしい)・けいれん・運動障害(歩けないなど)・体が熱い ⇒ 涼しい場所へ移動・安静・体が熱ければ保冷剤などで冷やす + 急いで救急車を要請

▼熱中症の応急手当
 涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
 エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす(首の周り・脇の下・太もものつけねなど太い血管の部分を冷やす)