平成29年台風第21号に関する山口県気象情報 第5号
平成29年10月22日11時31分 下関地方気象台発表
(見出し)
日本海側の沿岸の海域では暴風やうねりを伴った高波に、東部では高波に警戒してください。また、これまでの雨で地盤が緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒してください。
(本文)
超大型で非常に強い台風第21号は、22日11時には、日本の南の海上にあって、1時間におよそ40キロの速さで北へ進んでいるものと推定されます。
台風第21号が予報円の中心付近を進みますと、22日夜遅くに山口県に最も接近する見込みです。
このため、山口県では台風と大陸の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、日本海側の沿岸の海域では23日明け方にかけて風が非常に強くなり、23日昼前にかけて大しけとなるでしょう。また、東部では23日明け方まで波が高く警戒が必要です。
中部、東部では、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため土砂災害に警戒してください。
<風の予想>
23日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 22メートル(35メートル)
瀬戸内側の海上 18メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
<波の予想>
23日にかけての波の高さ
日本海側 6メートル うねりを伴う
瀬戸内側 3メートル
<雨の予想>
22日12時から23日12時までの1時間雨量(多い所)
20ミリ
22日12時から23日12時までの24時間雨量(多い所)
70ミリ
<防災事項>
暴風やうねりを伴った高波、土砂災害に警戒し、低地の浸水、河川の増水に注意してください。
今後、気象台が発表する警報や注意報、気象情報などに留意し、最新の情報を利用してください。
台風の進路については「気象庁ホームページ」などもご利用ください。