山口県気象情報

平成29年台風第21号に関する山口県気象情報 第6号
平成29年10月22日16時55分 下関地方気象台発表

(見出し)
 日本海側の沿岸の海域では暴風やうねりを伴った高波に、東部では高波に警戒してください。また、これまでの雨で地盤が緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒してください。

(本文)
 超大型で非常に強い台風第21号は、22日17時には、日本の南海上にあって、1時間におよそ40キロの速さで北北東へ進んでいるものと推定されます。台風の北上に伴い、山口県では全域で風速15メートル以上の強風域に入っています。台風が予報円の中心付近を進みますと、22日夜のはじめ頃に山口県に最も接近する見込みです。このため、日本海側の沿岸の海域では23日未明にかけて北よりの風が非常に強く、23日朝にかけて大しけとなるでしょう。また、東部では23日明け方まで波が高く警戒が必要です。中部、東部では、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、23日未明まで土砂災害に警戒してください。
<防災事項>
 暴風やうねりを伴った高波、土砂災害に警戒し、低地の浸水、河川の増水に注意してください。今後、気象台が発表する警報や注意報、気象情報などに留意し、最新の情報を利用してください。
 台風の進路については「気象庁ホームページ」などもご利用ください。