令和元年台風第5号に関する山口県気象情報 第4号
令和 元年 7月20日17時28分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では、21日夕方まで土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増 水、強風、うねりを伴った高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
台風第5号は、20日15時には黄海にあって、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。山口県では、風速15メートル以上の強風域に入っており、台風や高気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。
台風は朝鮮半島に上陸し、21日にかけて日本海に進む見込みです。
このため、20日夜のはじめ頃から21日朝にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。21日にかけて南よりの風が強く、日本海側ではうねりを伴いしけるでしょう。
山口県は、21日昼過ぎには強風域を抜ける見込みです。
<雨の予想>
21日にかけての1時間降水量(多い所)
山口県 40ミリ
20日18時から21日18時までの24時間降水量(多い所)
中部、東部 150ミリ
西部、北部 120ミリ
<風の予想>
21日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 17メートル(30メートル)
瀬戸内側の海上 17メートル(30メートル)
陸上 12メートル(25メートル)
<波の予想>
21日にかけての波の高さ
日本海側 4メートル うねりを伴う
瀬戸内側 2メートル
<防災事項>
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、強風、うねりを伴った高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
台風の進路や土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。