山口県気象情報

暴風雪と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第4号

令和3年1月7日05時48分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県の沿岸の海域では7日昼前にかけて雪を伴った暴風に警戒し、中部、
東部の沿岸の海域では7日朝から昼前にかけて高波に警戒してください。山
口県では7日朝から9日にかけて平地、山地ともに大雪に注意・警戒してく
ださい。

(本文)
 7日は、低気圧が急速に発達しながら日本海から北日本へ進み、8日朝には千島近海に達するでしょう。9日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。
 九州北部地方では、上空約1500メートルに平年よりおよそ10度低い、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。
 このため、山口県の沿岸の海域では、7日昼前にかけて雪を伴った西または北西の風が非常に強く、波が高くしける所があるでしょう。
 また、山口県では7日朝から9日にかけて平地、山地ともに大雪となる見込みです。雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。大雪に注意・警戒してください。

<風の予想>
7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 日本海側 20メートル(30メートル)
 瀬戸内側 20メートル(30メートル)
 陸上   15メートル(30メートル)

<波の予想>
7日に予想される波の高さ
 日本海側 4メートル
 瀬戸内側 3メートル

<雪の予想>
7日6時から8日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
 山地 20センチ
 平地 10センチ

その後、8日6時から9日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
 山地 10から20センチ
 平地 5から10センチ

9日6時から10日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
 山地 10から20センチ
 平地  5から10センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)

<防災事項>
 雪を伴った暴風や高波に警戒してください。
 風雪による視程障害、降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理などに注意・警戒してください。
 また、低温による水道管の凍結に注意してください。

 今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。