平成29年台風第18号に関する山口県気象情報 第2号
平成29年9月15日16時57分 下関地方気象台発表
(見出し)
非常に強い台風第18号は、17日に山口県に最も接近する見込みです。暴風や高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
(本文)
非常に強い台風第18号は、15日15時には東シナ海にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。
台風が予報円の中心付近を進みますと、山口県では、早い所で16日夜遅くには風速15メートル以上の強風域、17日朝には風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあり、17日午後に最も接近する見込みです。このため、山口県では17日は暴風となり、日本海側の沿岸の海域ではうねりを伴った大しけとなる見込みです。
また、台風の接近に伴い、山口県では17日は大雨となるおそれがあります。大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<風の予想>
16日の最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 15メートル(25メートル)
瀬戸内海 17メートル(30メートル)
陸上 12メートル(25メートル)
17日の風は更に強まる見込みです。
<波の予想>
16日の波の高さ
日本海側 3メートル
瀬戸内海 2メートル
17日の波は更に高まる見込みです。
<雨の予想>
15日18時から16日18時までの24時間雨量(多い所)
50ミリ
その後、16日18時から17日18時までの24時間雨量(多い所)
200から300ミリ
<防災事項>
暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後、気象台が発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意し、最新の情報を利用してください。
台風の進路については、「気象庁ホームページ」などもご利用ください。