令和3年台風第14号に関する山口県気象情報 第1号
令和 3年 9月15日16時38分 下関地方気象台発表
(見出し)
台風第14号や台風から変わった温帯低気圧の影響により、山口県では、17日は暴風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
(本文)
台風第14号は、15日15時には五島市の南西約380キロの海上にあってほとんど停滞しています。
台風は、16日にかけて東シナ海でほとんど停滞した後、次第に進路を北東へ変え、17日は対馬近海へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。
このため、山口県の沿岸の海域では、17日は非常に強い風が吹き、うねりを伴ってしけとなる所があるでしょう。また、台風や台風から変わった低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
17日は沿岸では潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水のおそれがあります。
<雨の予想>
16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 100から150ミリ
中部 100から150ミリ
東部 100から150ミリ
北部 100から150ミリ
<防災事項>
暴風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
高潮、うねりを伴った高波、落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
台風の進路予想や、土砂災害、浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)
に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。