大雨と暴風及び落雷に関する山口県気象情報　第５号
令和　６年１１月　１日１６時１５分　下関地方気象台発表

（見出し）
山口県では、２日朝から夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。２日朝から昼過ぎにかけて暴風に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

（本文）
［気象概況］
　台風第２１号は、１日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線を伴って東シナ海を東北東に進むでしょう。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。また、気圧の傾きが大きくなるでしょう。
　このため山口県では、２日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
　また、日本海側の沿岸の地域では、２日朝から昼過ぎにかけて非常に強い風が吹くでしょう。

［雨の予想］
１日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　西部　３０ミリ
　　中部　３０ミリ
　　東部　３０ミリ
　　北部　３０ミリ
２日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　西部　７０ミリ
　　中部　７０ミリ
　　東部　７０ミリ
　　北部　７０ミリ
１日１８時から２日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　西部　２５０ミリ
　　中部　２５０ミリ
　　東部　２５０ミリ
　　北部　２５０ミリ

［風の予想］
２日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　日本海側　２０メートル　（３０メートル）
　　瀬戸内側　１８メートル　（３０メートル）
　　陸上　　　１５メートル　（３０メートル）

［防災事項］
　土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

［補足事項］
　今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
　土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

　この情報は、「大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報」を引き継ぐものです。

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