大雨と暴風及び落雷に関する山口県気象情報　第６号
令和　６年１１月　２日０５時５４分　下関地方気象台発表

（見出し）
山口県では、２日昼過ぎにかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒してください。

（本文）
［気象概況］
　東シナ海にある低気圧から前線が九州付近にのびています。この低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が非常に不安定となっています。また、気圧の傾きが大きくなっています。
　このため、山口県では、２日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。２日昼過ぎにかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
　また、日本海側の沿岸の海域では、２日昼過ぎにかけて非常に強い風が吹くでしょう。

［雨の実況］
降り始め（１日０７時）から２日０５時までの降水量（アメダスによる速報値）
　　萩市土原　　２００．５ミリ
　　下関市竹崎　１９５．５ミリ
　　長門市油谷　１７２．０ミリ
　　下関市豊田　１７２．０ミリ
　　山口市篠生　１６５．０ミリ

［雨の予想］
２日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　西部　７０ミリ
　　中部　７０ミリ
　　東部　７０ミリ
　　北部　７０ミリ
２日６時から３日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　西部　１２０ミリ
　　中部　１２０ミリ
　　東部　１２０ミリ
　　北部　１２０ミリ

［風の予想］
２日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　日本海側　２０メートル　（３０メートル）
　　瀬戸内側　１８メートル　（３０メートル）
　　陸上　　　１５メートル　（３０メートル）

［防災事項］
　土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

［補足事項］
　今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
　土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

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