大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第5号
令和 4年 7月18日23時31分 下関地方気象台発表
(見出し)
九州北部地方では、引き続き19日午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。山口県では、19日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
(本文)
朝鮮半島付近にある低気圧が19日にかけて日本海に進み、低気圧からのびる前線が19日夜には九州北部地方まで南下する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、山口県では、19日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(18日6時00分)から18日23時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
美祢市東厚保 124.0ミリ
美祢市秋吉台 105.5ミリ
長門市油谷 99.0ミリ
下関市竹崎 98.5ミリ
下関市豊田 96.0ミリ
<雨の予想>
19日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
中部 50ミリ
東部 40ミリ
北部 50ミリ
19日0時から20日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 150ミリ
中部 150ミリ
東部 120ミリ
北部 150ミリ
その後、20日0時から21日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 およそ50ミリ
中部 およそ50ミリ
東部 およそ50ミリ
北部 およそ50ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。