大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第4号
令和 5年 6月30日05時41分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では、7月1日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
日本海に低気圧があり、前線が朝鮮半島付近から華中にのびています。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となっています。前線は7月1日には九州南部まで南下するでしょう。
このため、山口県では、30日夜のはじめ頃から7月1日未明にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(29日2時)から30日5時までの降水量(アメダスによる速報値)
美祢市東厚保 91.0ミリ
美祢市秋吉台 71.5ミリ
山口市徳佐 45.5ミリ
山口市前町 45.5ミリ
山口市篠生 40.0ミリ
<雨の予想>
30日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
中部 50ミリ
東部 50ミリ
北部 50ミリ
7月1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
中部 50ミリ
東部 50ミリ
北部 50ミリ
30日6時から7月1日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 200ミリ
中部 200ミリ
東部 180ミリ
北部 200ミリ
その後、7月1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50から100ミリ
中部 50から100ミリ
東部 50から100ミリ
北部 50から100ミリ
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。