大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第3号
令和5年7月7日05時30分 下関地方気象台発表
(見出し)
10日頃にかけて梅雨前線が九州北部地方に停滞し、活動が活発となるため、山口県では8日から10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
(本文)
梅雨前線が華中から九州にのびています。梅雨前線は今後ゆっくり北上し、10日頃にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
このため、山口県では、7日昼過ぎから10日頃にかけて、断続的に雷を伴い激しい雨が降り、特に8日から9日は非常に激しい雨が降る所があるでしょう。これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があり、10日頃にかけて雨が断続的に降り続くため、土砂災害の危険度が高くなる見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の予想>
7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 30ミリ
中部 30ミリ
東部 30ミリ
北部 30ミリ
8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 60ミリ
中部 60ミリ
東部 40ミリ
北部 60ミリ
7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 120ミリ
中部 120ミリ
東部 80ミリ
北部 120ミリ
その後、8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 200から300ミリ
中部 200から300ミリ
東部 100から200ミリ
北部 200から300ミリ
その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 100から200ミリ
中部 100から200ミリ
東部 100から150ミリ
北部 100から200ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。