山口県気象情報

大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第6号
令和 5年 7月 8日06時12分 下関地方気象台発表

(見出し)
梅雨前線が10日にかけて対馬海峡付近に停滞し、活動が活発となるため、山口県では大雨となるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

(本文)
 梅雨前線が10日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 このため、山口県では、10日にかけて、断続的に雷を伴い激しい雨が降り、特に8日夕方から9日明け方にかけては非常に激しい雨が降る所があるでしょう。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 数日間同じような地域で大雨が続き、長期間の大雨となるおそれがあります。雨の降り方によっては、厳重な警戒が必要です。

<雨の予想>
8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 60ミリ
 中部 60ミリ
 東部 60ミリ
 北部 60ミリ
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 50ミリ
 中部 50ミリ
 東部 50ミリ
 北部 50ミリ

8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 200ミリ
 中部 250ミリ
 東部 200ミリ
 北部 200ミリ

その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 50から100ミリ
 中部 100から150ミリ
 東部 50から100ミリ
 北部 50から100ミリ

その後、10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 50から100ミリ
 中部 50から100ミリ
 東部 50から100ミリ
 北部 50から100ミリ

<防災事項>
 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。

 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。