山口県気象情報

大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第20号
令和 5年 7月11日16時35分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県では、これまでの大雨により地盤が緩んでいるため、12日は土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

(本文)
 12日は太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 このため、山口県では12日昼前から昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降る見込みです。広い範囲で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害のおそれがあります。地盤が緩んでいる所で雨が降った場合は、大雨警報を発表する可能性があります。
 また、12日は落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

<雨の予想>
12日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 40ミリ
 中部 40ミリ
 東部 40ミリ
 北部 40ミリ

11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれ
も多い所で、
 西部 80ミリ
 中部 80ミリ
 東部 80ミリ
 北部 80ミリ

<防災事項>
 土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。