山口県気象情報

大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第19号
令和 6年 7月15日11時22分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県では、16日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

(本文)
[気象概況]
 対馬海峡付近に停滞する梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。
 このため山口県では、15日昼過ぎから16日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が断続的に降るおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。

[雨の実況]
降り始め(10日08時)から15日11時までの降水量(アメダスによる
速報値)
  下関市竹崎 292.0ミリ
  岩国市広瀬 274.0ミリ
  周南市鹿野 253.0ミリ

[雨の予想]
15日から16日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  西部 30ミリ
  中部 30ミリ
  東部 30ミリ
  北部 30ミリ
15日12時から16日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  西部 80ミリ
  中部 80ミリ
  東部 80ミリ
  北部 80ミリ
その後、16日12時から17日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  西部 80ミリ
  中部 80ミリ
  東部 80ミリ
  北部 80ミリ

[防災事項]
 土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

 次の情報は、15日16時30分頃に発表する予定です。
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