暴風雪と大雪及び高波に関する山口県気象情報 第4号

平成28年 1月23日16時41分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県の日本海側の沿岸の海域では24日昼前から夜のはじめ頃にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹きしけるでしょう。また、23日夜のはじめ頃から大雪となるおそれがあり、気温は平年よりかなり低くなる見込みです。
(本文)
 山口県では次第に冬型の気圧配置が強まり、25日にかけて、上空約1500メートルで氷点下15度以下の1月19日よりもさらに強い寒気が大陸から流れ込む見込みです。このため、日本海側の沿岸の海域では、24日昼前から夜のはじめ頃にかけて、雪を伴った北西の風が非常に強くしけるでしょう。また、23日夜のはじめ頃から山地、平地共に大雪のおそれがあります。厳しい寒さとなり気温は平年よりかなり低く、24日は最高気温が氷点下となる所がある見込みです。
<風の予想>
24日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
 日本海側の海上 20(30)メートル  瀬戸内側の海上 18(30)メートル
 陸上      15(30)メートル
<波の予想>
24日にかけての波の高さ
 日本海側       5メートル   瀬戸内側         2.5メートル
<降雪の深さの予想>
23日18時から24日18時までの降雪の深さ(多い所)
 山地(標高200メートルを超える地域) 30センチ   平地 15センチ
24日18時から25日18時までの降雪の深さ(多い所) 10から30センチ
<防災事項>
 雪を伴った暴風や高波、積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に警戒してください。雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、水道管の凍結に注意してください。また、雷や突風にも注意してください。
 今後、気象台の発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
 次の情報は24日06時00分頃の発表予定です。
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1月23日15時30分現在 国道262号、国道315号、県道山口福栄須佐線、県道萩篠生線、県道萩津和野線を除雪中、むつみ地域:10~15cm程度、阿武中線他除雪中、須佐地域:弥富5~7cm程度、旭地域:佐々並10cm程度、福栄地域:7~15cm程度、山崎平蕨線他除雪中

県道34号萩秋芳線・雲雀峠でタンクローリー等が立ち往生して大渋滞が発生するなどしています。明朝は積雪の影響が大きいと見られますので、行程計画は慎重にお願いします。