山口県気象情報

平成29年台風第18号に関する山口県気象情報 第7号
平成29年9月17日05時55分 下関地方気象台発表

(見出し)
 大型で強い台風第18号は、17日昼過ぎから夕方にかけて山口県に最も接近する見込みです。暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

(本文)
 大型で強い台風第18号は、17日06時には屋久島の西約80キロにあって1時間におよそ25キロの速さで東北東へ進んでいるものと推定されます。
 山口県は、全域で風速15メートル以上の強風域に入っています。
 台風が予報円の中心付近を進みますと、17日朝から昼前に九州南部に上陸するおそれがあります。山口県では、17日昼過ぎに風速25メートル以上の暴風域に入り、17日昼過ぎから夕方にかけて最も接近する見込みです。 
 このため、山口県では17日は暴風となり、沿岸の海域ではうねりを伴ってしける所がある見込みです。また、台風の接近に伴い、17日は雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

<風の予想>
17日の最大風速(最大瞬間風速)
 日本海側  25メートル(35メートル)
 瀬戸内側  25メートル(35メートル)
 陸上    25メートル(35メートル)

<波の予想>
17日の波の高さ
 日本海側  5メートルうねりを伴う
 瀬戸内側  4メートル

<雨の予想>
17日の1時間雨量(多い所)
 70ミリ

17日06時から18日06時までの24時間雨量(多い所)
 200ミリ

<高潮の予想>
 平常時の潮位が年間で最も高い時期となっており、台風の接近に伴い17日は海岸や河口付近の低地では高潮による浸水や冠水のおそれがあります。

<防災事項>
 暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高潮に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後、気象台が発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意し、最新の情報を利用してください。

 台風の進路については、「気象庁ホームページ」などもご利用ください。