山口県気象情報

平成29年台風第18号に関する山口県気象情報 第8号
平成29年9月17日11時32分 下関地方気象台発表

(見出し)
 大型の台風第18号は、17日夕方にかけて山口県に最も接近する見込みです。暴風や高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

(本文)
 大型の台風第18号は17日11時には、佐多岬付近にあって、1時間におよそ30キロの速さで東北東へ進んでいるものと推定されます。
 山口県は、全域が風速15メートル以上の強風域に入っています。
 台風が予報円の中心付近を進みますと、山口県では、17日昼過ぎから夜遅くにかけて風速25メートル以上の暴風域に入り、17日夕方に最も接近する見込みです。 
 このため、山口県では17日夜遅くにかけて暴風となり、沿岸の海域ではうねりを伴ってしける所がある見込みです。また、台風の接近に伴い、17日夜のはじめ頃にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

<風の予想>
17日の最大風速(最大瞬間風速)
 日本海側の海上  20メートル(30メートル)
 瀬戸内側の海上  25メートル(35メートル)
 陸上       25メートル(35メートル)

<波の予想>
17日の波の高さ
 日本海側  5メートルうねりを伴う
 瀬戸内側  4メートル

<雨の予想>
17日の1時間雨量(多い所)
 60ミリ

17日12時から18日12時までの24時間雨量(多い所)
 150ミリ

<高潮の予想>
 平常時の潮位が年間で最も高い時期となっており、台風の接近に伴い17日は海岸や河口付近の低地では高潮による浸水や冠水のおそれがあります。

<防災事項>
 暴風や高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、高潮に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後、気象台が発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意し、最新の情報を利用してください。

 台風の進路については、「気象庁ホームページ」などもご利用ください。