平成３０年台風第７号に関する山口県気象情報　第７号
平成３０年　７月　３日１７時３０分　下関地方気象台発表

（見出し）
強い台風第７号は、暴風域を伴いながら北上し３日夜遅くに山口県に最も接 近する見込みです。暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

（本文）
　台風第７号は、３日１６時には、平戸市の西北西約７０キロにあって、１時間におよそ３０キロの速さで北北東へ進んでいるものと推定されます。　
　台風は、暴風域を伴ったまま３日夜には対馬海峡に進み、３日夜遅くには山口県に最も接近し、４日は日本海を北東へ進む見込みです。
　山口県ではすでに風速１５メートル以上の強風域に入っています。３日夜のはじめ頃から南東の風が非常に強くなり、日本海側の沿岸の海域では４日未明にかけてうねりを伴い大しけとなるでしょう。
　台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。４日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

＜風の予想＞
　３日の最大風速（最大瞬間風速）
　　日本海側　　２３メートル（３５メートル）
　　陸上　　　　１８メートル（３０メートル）

　４日の最大風速（最大瞬間風速）
　　日本海側　　２３メートル（３５メートル）
　　陸上　　　　１５メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
　　　　　　　３日、４日の波の高さ
　　日本海側　６メートル　うねりを伴う

＜雨の予想＞
　４日にかけての１時間降水量（多い所）
　　山口県　６０ミリ

　３日１８時から４日１８時までの２４時間降水量（多い所）
　　山口県　２００ミリ

＜防災事項＞
　暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に
警戒してください。
　高潮、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲
の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてく
ださい。
　
　今後、気象台が発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報等に留意
し、最新の情報を利用してください。