令和2年5月6日、第7回萩市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、下記のとおり基本的対処方針を決定しました。
5月4日、新型コロナウイルス感染症対策について国の基本的対処方針が変更されました。今回の変更では、東京都、大阪府、福岡県など13の特定警戒都道府県と、それ以外の山口県を含む特定都道府県の34県では対処方針が異なり、34県においては、「県下における感染の状況を踏まえつつ、「3つの密」の回避を中心とした、より社会経済活動の維持との両立に配慮した取組に段階的に移行していくこととする」とされました。また、感染が一定範囲に抑えられており、医療提供体制が確保された地域については、対策の強度を一定程度緩め、感染拡大を防止する「新しい生活様式」へと移行し、効率的なクラスター(患者間の関連が認められた集団)対策により、新規感染者の発生を一定以下にコントロールしていくこととされました。
これを受けて萩市対策本部としては、市民や事業者に「新しい生活様式」の普及と継続を呼びかけ、感染拡大や医療提供体制の崩壊を防ぎつつ、市民の日常生活や事業者の経済活動を早期に取り戻すための取組を進めていくこととします。
「新しい生活様式」の普及と継続で感染症対策と社会経済活動との両立を図り、市民活動や事業の継続、雇用の維持など社会経済活動の回復を目指す。
○ 医療提供体制の崩壊を防ぐため、引き続き感染症対策を重視する一方、市民活動や事業の継続、雇用の維持など社会経済活動の回復を目指すこと
・ 市の施設については、徹底した感染症対策を講じた上で、施設の管理者との調整が終了したものから段階的に使用を再開していくこと
・ イベント、行事等のうち、参加者が特定され、最大50人程度と想定されるものについては、徹底した感染症対策を講じた上で、実施を検討すること
○ 長期間の外出自粛や経済的影響等による市民や事業者の不安への対応を行うこと
○ 児童・生徒の学力の低下を防ぐため、早期に学校教育活動の再開に努めること
○ 密閉空間、密集場所、密接場面の3つの密を避けることを徹底すること
○ こまめな手洗いや咳エチケット、身体的距離の確保を心がけていただくこと
○ 感染拡大のみられる地域への不要不急の移動を控えていただくこと
○ 感染拡大のみられる地域からの市内への帰省や来訪等を考えられている場合は、自粛を働きかけていただくこと