暴風雪と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第1号
令和 2年12月28日11時10分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県の日本海側の沿岸の海域では、30日から31日にかけて雪を伴った
暴風に警戒し高波に注意してください。また、30日から31日にかけて平
地、山地ともに大雪に注意してください。
(本文)
九州北部地方の上空約1500メートルには、30日から平年よりおよそ
10度低い氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強ま
る見込みです。
このため、山口県の日本海側の沿岸の海域では、30日から31日にかけ
て、雪を伴った北西の風が非常に強く、しけとなるでしょう。
また、30日から31日にかけて平地、山地ともに大雪となるでしょう。
強い冬型の気圧配置は、1月1日頃まで続くおそれがあります。
<風の予想>
30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 20から24メートル(25から35メートル)
瀬戸内側の海上 15から19メートル(20から30メートル)
陸上 15から19メートル(25から35メートル)
<波の予想>
30日に予想される波の高さ
日本海側 5メートル
瀬戸内側 2メートル
<降雪の深さの予想>
30日12時から31日12時までに予想される24時間降雪量は、いずれ
も多い所で、
山地(標高200メートルを超える地域) 20から40センチ
平地 5から10センチ
<防災事項>
雪を伴った暴風に警戒してください。
高波、大雪による交通障害や農業施設への被害に注意してください。
今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。