暴風雪と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第2号
令和 2年12月29日06時31分 下関地方気象台発表
(見出し)
日本海側の沿岸の海域では、30日昼前から暴風に、30日夜から31日に
かけて雪を伴った暴風に警戒し、高波に注意してください。また、山口県で
は、30日夜から31日にかけて平地、山地ともに大雪に注意してくださ
い。
(本文)
九州北部地方の上空約1500メートルには、30日から平年よりおよそ
10度低い氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強ま
る見込みです。
このため、日本海側の沿岸の海域では、30日昼前から31日にかけて、
北西の風が非常に強くしけるでしょう。また、30日夜からは雪を伴うでし
ょう。
30日夜から31日にかけて平地、山地ともに大雪となるでしょう。
強い冬型の気圧配置は、1月1日頃まで続くおそれがあります。
<風の予想>
30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 20メートル(30メートル)
瀬戸内側の海上 18メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
31日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 20から24メートル(25から35メートル)
瀬戸内側の海上 15から19メートル(20から30メートル)
陸上 15から19メートル(25から35メートル)
<波の予想>
30日に予想される波の高さ
日本海側 5メートル
瀬戸内側 2.5メートル
31日に予想される波の高さ
日本海側 4から5メートル
<降雪の深さの予想>
30日06時から31日06時までに予想される24時間降雪量は、いずれ
も多い所で、
山地(標高200メートルを超える地域) 20から40センチ
平地 5から10センチ
その後、31日06時から1月1日06時までに予想される24時間降雪量
は、いずれも多い所で、
山地(標高200メートルを超える地域) 10から20センチ
平地 1から5センチ
<防災事項>
雪を伴った暴風、風雪による視程障害に警戒してください。
高波、落雷や突風、積雪や路面凍結による交通障害、低温による水道管の
凍結、農作物や農業施設の管理などに注意してください。
今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。