山口県気象情報

暴風雪と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第4号

令和3年2月16日16時36分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県の日本海側の沿岸の海域では、16日は暴風に、17日は雪を伴った
暴風に警戒してください。瀬戸内側では16日夜遅くから17日未明にかけ
て暴風や高波に警戒してください。また、山口県では17日昼過ぎから18
日にかけて平地、山地ともに大雪に注意してください。

(本文)
 朝鮮半島付近の低気圧が16日夜には山陰沖に進む見込みです。その後、九州北部地方の上空約1500メートルに、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、18日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。
 このため、山口県の日本海側の沿岸の海域では、16日は西の風が非常に強く、17日は雪を伴った北西の風が非常に強くなるでしょう。瀬戸内側では16日夜遅くから17日未明にかけて暴風や高波に警戒してください。また、山口県では17日昼過ぎから18日にかけて平地、山地ともに大雪となる見込みです。

<風の予想>
16日から17日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
 日本海側 20メートル(30メートル)
 瀬戸内側 20メートル(30メートル)
 陸上   15メートル(30メートル)

<波の予想>
16日から17日にかけて予想される波の高さ
 日本海側 4メートル
 瀬戸内側 3メートル

<雪の予想>
16日18時から17日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
 山地(標高200メートルを超える地域) 20センチ
 平地 10センチ
その後、17日18時から18日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
 山地(標高200メートルを超える地域) 10から20センチ
 平地 5から10センチ

<防災事項>
 沿岸の海域では16日は暴風に警戒し、17日は雪を伴った暴風に警戒してください。瀬戸内側では高波にも警戒してください。
 風雪による視程障害、降雪や路面凍結による交通障害、落雷や突風、農作物や農業施設の管理などに注意してください。

 今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。