山口県気象情報

大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第8号
令和 3年 8月14日11時27分 下関地方気象台発表

(見出し)
山口県では、15日にかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。

(本文)
 九州北部地方に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。前線は15日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
 山口県では、これまでの大雨により、土砂災害の危険度が非常に高くなっている所があります。山口県では、15日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が断続的に降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 16日以降も、前線の影響で大雨となる見込みです。

<雨の実況>
 降り始め(11日11時00分)から14日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  岩国市羅漢山 365.5ミリ
   周南市和田 349.0ミリ
   岩国市広瀬 331.0ミリ
   周南市鹿野 321.5ミリ
      下松 317.5ミリ

<雨の予想>
14日から15日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 40ミリ
 中部 40ミリ
 東部 40ミリ
 北部 40ミリ

14日12時から15日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 120ミリ
 中部 120ミリ
 東部 120ミリ
 北部 120ミリ

その後、15日12時から16日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 西部 100から200ミリ
 中部 100から200ミリ
 東部 100から200ミリ
 北部 100から200ミリ

<防災事項> 
 土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。
 落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。