大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第3号
令和 2年 9月18日05時34分 下関地方気象台発表
(見出し)
西部、中部、北部では18日昼前から昼過ぎにかけて土砂災害に警戒し、河
川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
前線が九州北部地方にあり、ゆっくりと南下しています。前線に向かって
暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活
動が活発となっています。今後、この前線は活動を弱めながら18日夜には
九州南部まで南下する見込みです。
このため、山口県では、18日昼前にかけて激しい雨が降り、大雨となる
おそれがあります。
西部、中部、北部では18日昼前から昼過ぎにかけて土砂災害に警戒し、
河川の増水に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生
するおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(16日19時00分)から18日5時00分までの降水量(ア
メダスによる速報値)
山口市篠生 82.0ミリ
山口市徳佐 75.0ミリ
美祢市秋吉台 73.0ミリ
岩国市羅漢山 69.5ミリ
萩市須佐 67.5ミリ
<雨の予想>
18日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 30ミリ
中部 30ミリ
東部 20ミリ
北部 30ミリ
18日6時から19日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多
い所で、
西部 80ミリ
中部 80ミリ
東部 50ミリ
北部 80ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意して
ください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動する
など、安全確保に努めてください。
今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してく
ださい。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ
」などを確認してください。