暴風雪と大雪に関する山口県気象情報 第1号
令和 3年 1月 5日16時30分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県の日本海側の沿岸の海域では、7日は雪を伴った暴風に警戒してくだ
さい。また、7日から9日頃にかけて平地、山地ともに大雪に注意・警戒し
てください。
(本文)
7日から8日にかけて低気圧が急速に発達しながら日本海から千島近海へ
進む見込みです。九州北部地方では、9日頃にかけて上空約1500メート
ルに平年よりおよそ10度低い、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、
冬型の気圧配置が強まるでしょう。
このため、山口県の日本海側の沿岸の海域では、7日は雪を伴った西また
は北西の風が非常に強く吹くでしょう。
また、7日から9日頃にかけて平地、山地ともに大雪となるでしょう。雪
が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。大雪
に注意・警戒してください。
<風の予想>
7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 20から24メートル(25から35メートル)
瀬戸内側の海上 15から19メートル(20から30メートル)
陸上 15から19メートル(25から35メートル)
<雪の予想>
6日18時から7日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多
い所で、
山地(標高200メートルを超える地域) 10から20センチ
平地 1から5センチ
その後、7日18時から8日18時までに予想される24時間降雪量は、い
ずれも多い所で、
山地(標高200メートルを超える地域) 10から20センチ
平地 5から10センチ
<防災事項>
雪を伴った暴風に警戒してください。
風雪による視程障害、降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設
の管理などに注意・警戒してください。
また、低温による水道管の凍結に注意してください。
今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。