大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第27号
令和3年8月20日16時45分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では、20日夜遅くにかけて河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、21日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。
(本文)
九州北部地方では、21日にかけて上空の寒気や南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、山口県では、21日夕方から夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
これまでの大雨により、洪水害の危険度が非常に高くなっている所があります。引き続き、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(11日11時00分)から20日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 662.0ミリ
周南市和田 597.5ミリ
周南市鹿野 567.0ミリ
岩国市広瀬 550.0ミリ
山口市前町 487.0ミリ
<雨の予想>
21日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 30ミリ
中部 40ミリ
東部 40ミリ
北部 30ミリ
20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
中部 50ミリ
東部 50ミリ
北部 50ミリ
その後、21日18時から22日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50から100ミリ
中部 50から100ミリ
東部 50から100ミリ
北部 50から100ミリ
<防災事項>
河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害に注意・警戒してください。
低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。