平成29年台風第21号に関する山口県気象情報 第3号
平成29年10月21日17時00分 下関地方気象台発表
(見出し)
超大型で非常に強い台風第21号の北上に伴い、日本海側の沿岸の海域では、22日昼前から暴風に、22日夜のはじめ頃から高波に警戒してください。また、東部では22日にかけて土砂災害に警戒してください。
(本文)
超大型で非常に強い台風第21号は、21日16時には南大東島の南約380キロの海上にあって、1時間におよそ20キロの速さで北東へ進んでいるものと推定されます。
台風が予報円の中心付近を進みますと、山口県では、22日未明から明け方にかけて風速15メートル以上の強風域に入り、22日夜のはじめ頃に最も接近する見込みです。
このため、山口県では、台風の北上と大陸の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、日本海側の沿岸の海域では22日昼前から風が非常に強く、22日夜のはじめ頃からは大しけとなるでしょう。
また、東部では、22日は激しい雨が降るおそれがあります。これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒してください。
<風の予想>
22日の最大風速(最大瞬間風速)
日本海側の海上 22メートル(35メートル)
瀬戸内側の海上 18メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
<波の予想>
22日の波の高さ
日本海側 6メートル うねりを伴う
瀬戸内側 3メートル
<雨の予想>
21日18時から22日18時までの1時間雨量(多い所)
30ミリ
21日18時から22日18時までの24時間雨量(多い所)
100ミリ
<防災事項>
暴風やうねりを伴った高波、土砂災害に警戒してください。
今後、気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意し、最新の情報を利用してください。