暴風と大雨及び落雷に関する山口県気象情報 第2号
令和 6年 9月21日 5時53分 下関地方気象台発表
(見出し)
日本海側の沿岸の海域では、21日夜遅くから22日未明にかけて暴風に警戒してください。また、山口県では、21日夜遅くから22日朝にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
(本文)
[気象概況]
前線が黄海から東北地方にのびており、22日にかけて次第に南下する見込みです。また、台風第14号が東シナ海付近にあって東へ進んでおり、21日の日中には朝鮮半島付近で温帯低気圧に変わる見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、山口県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、日本海側の沿岸の海域では、21日夜遅くから22日未明にかけて南西の風が非常に強く吹くでしょう。また、山口県では、21日夜遅くから22日朝にかけて激しい雨が降り、前線の活動が予想以上に活発となった場合は警報級の大雨となる所があるでしょう。
落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の予想]
21日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 30ミリ
中部 30ミリ
東部 30ミリ
北部 30ミリ
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 40ミリ
中部 30ミリ
東部 30ミリ
北部 40ミリ
21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 120ミリ
中部 100ミリ
東部 100ミリ
北部 120ミリ
[風の予想]
21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル (30メートル)
瀬戸内側 15メートル (25メートル)
陸上 15メートル (30メートル)
22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル (30メートル)
瀬戸内側 15メートル (25メートル)
陸上 15メートル (30メートル)
[防災事項]
暴風に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「暴風と大雨に関する山口県気象情報」を引き継ぐものです。
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